「キジムナー」

パッと見てキジムナー。そしてカラフルで可愛くて推せる。

そんな絵を目指して描いてみた。

キジムナーってこんなやつ

人間に明らかな害を与えるわけではないけど、いたずら好きで、ちょっと不気味がられている存在。

「魔物」と書いて「マジムン」と呼ぶ、つまりは妖怪。

義母は小さい頃「悪さをするとキジムナーがくるよ！」と言われたそうで、「夜中に動けなくなる（金縛り）はキジムナーの仕業なのよ。ホントに怖かったわ…」と教えてくれた。

キジムナーが住んでいるのはこんな木

沖縄の森（といっても街中で、整備された公園）に入ると、このガジュマルを筆頭に、本土では見たこともない亜熱帯の植物が密に絡み合っていて薄暗い。

植物が吐きだす空気が濃くて、爽やかを通り越している。

東北育ちの私はずっとジャングルに憧れていたんだけど、

沖縄で初めて体感した時は、イメージしていたのと違って「怖っ！！」となった。

キジムナー＝森と人の間にいてくれる存在

私が育った宮城県の里山や森の感覚と、沖縄の森は全然違う。

毒蛇ハブがいることも大きいけど、そうでなくても簡単に入れそうにない雰囲気がある。

そんな鬱蒼とした森の、お化けみたいな形の樹に住んでいて、人に色々ちょっかいを出してくる「キジムナー」という妖怪を知ってから、ずっとその存在が気になっていた。

キジムナーの頭の蔦はブーゲンビリア？

ピンク色の花が蔦に鈴なりにつく様子はブーゲンビリアに似ていますが、この花の名前はアサヒカズラ。

「クイーンネックレス」という別名もあるそうで、まさにその通り！

遠目でも花がキラキラと輝いて、纏ってみたくなるような可憐な花。

沖縄の花と虫をいろいろ描いてみた

蜜も豊富なアサヒカズラに、日本最大の蝶（オオゴマダラ）や青い宝石みたいな蜂（アマミアオズジフトハナバチ）が遊びに来たら、キジムナーの冠に相応しいんじゃない？

思いついたら、描くのが俄然楽しくなった。

あとは好きな花を思いつくままに並べたら…完成！

ちなみに描いてある花や虫の名前はこんな感じ。

花や生き物が好きな方は見比べてみてね。

花

アサヒカズラ、ハイビスカス、グラジオラス、ウコンサンゴバナ、金蓮花、アメリカンブルー、コバノアリアケカズラ、アラマンダ、セイロンベンケイソウ

蝶

オオゴマダラ（沖縄県の蝶）、リュウキュウアサギマダラ、ツマグロヒョウモン

蜂

アマミアオズジフトハナバチ

どんぐり

オキナワウラジロガシ、ウバメガシ

作品のアップ

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「キジムナー」のグッズシリーズ

キジムナー30×30（キャンバスプリント）

キジムナー40×40（キャンバスプリント）

キジムナー（iPhoneケース）

キジムナー（手帳型iPhoneケース）

こだわりの発色

キャンバスプリントは発色が鮮やかな上、絵柄の部分に艶のあるニス加工を施しているので透明感を感じる仕上がり。

絵のイメージ通りの仕上がりなので特におすすめです。

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